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WebAR家具EC3DGS

アプリなしで家具を実寸大に置いて見せる:WebARの仕組みと費用

2026-08-31

家具や大型の製品を売っていると、必ずこの声にぶつかります。

「写真だとサイズ感が分からない」

寸法は商品ページに書いてあります。それでも伝わりません。幅78cmと言われても、自分の部屋のどこに収まるかは想像できないからです。結果として、来店してもらうまで決まらない。あるいは届いてから「思ったより大きい」で返品になる。

WebARは、この一点だけを解決します。

お客様の側で起きること

  1. 商品ページのQRコードをスマホで読む
  2. ブラウザが開き、カメラ越しに部屋が映る
  3. 床をタップすると、そこに商品が実物大で置かれる
  4. 歩いて近づいたり、回り込んだり、角度を変えて見られる

これだけです。アプリのインストールはありません。 ストアに飛ばされることも、アカウントを作らされることもない。QRを読んでから商品が置かれるまで、十数秒です。

離脱する理由が減る、というのがこの仕組みの本質です。アプリを挟んだ瞬間に、大半のお客様は消えます。

商品は写真から作ります

3Dモデルをゼロからモデリングするわけではありません。実物を撮影して、そのまま3Dデータに起こします(3D Gaussian Splatting)。

そのため、質感がそのまま残ります。布の織り、革のシワ、木目、金属の反射——CGで作り直すとどうしても失われるものが、撮影ベースだと残ります。高級家具ほど差が出ます。

撮影は現物をお預かりするか、置いてある場所に伺うかのどちらかです。1点あたり半日程度で撮影は終わります。

できないことも書いておきます

導入前に知っておいていただきたい制約が2つあります。

手前にある物に隠れません。 実際の部屋にあるテーブルの向こう側に商品を置いても、テーブルが商品を隠してくれません。商品が手前に浮いて見えます(オクルージョンと呼ばれる処理で、現在のブラウザ標準では扱えません)。空いている床に置く使い方が前提になります。

明るさは部屋任せです。 お客様の部屋の照明に合わせて商品の陰影が変わる、といった処理はしていません。撮影時の見た目のまま表示されます。

この2点を承知のうえで「サイズ感が伝わればいい」という目的なら、十分に機能します。逆に、インテリア全体のシミュレーションを求める用途には向きません。

対応環境

iPhone・Androidのどちらでも動きます。iOSのSafariでもアプリ不要で動作します(ブラウザ標準のAR機能がiOSには無いため、そこは独自に実装しています)。

PCからは3Dビューアとして表示されます。ARにはなりませんが、商品をぐるぐる回して見ることはできます。

導入の流れ

  1. 対象の商品を決める — まず1点だけ、が確実です
  2. 撮影 — 半日程度。現物をお預かりするか、伺います
  3. データ化とAR化 — 数日
  4. QRコードと埋め込みコードをお渡し — 商品ページに貼るだけです

サーバーの用意やアップロード作業は発生しません。データはこちらで持ち、お客様は貼るだけです。

費用

商品のサイズで決まります。すべて税別です。

区分 料金
S|小型 椅子・スツール・照明器具 ¥60,000
M|中型 テーブル・チェスト ¥90,000
L|大型 ソファ・大型キャビネット・バイク ¥130,000

このほかにデータのホスティングが年 ¥12,000 かかります(何点でも一律)。撮影地が遠方の場合は出張費が別途かかります。

商品ページの写真を1枚追加するのと同じ感覚の金額に収めています。まず売れ筋の1点で試して、効果を見てから広げるのが現実的です。

まず見てみたい方へ

実際に動くものをお見せするのが一番早いので、ご希望があればサンプルのQRをお送りします。お手持ちのスマホで、その場で試していただけます。

ご相談はお問い合わせから。撮影の実例はWorks、3DGSそのものについては3DGS・フォトグラメトリ・3Dモデルの違いと選び方をご覧ください。